蝉に耳はあるのか

毎日本当に暑い日が続きますね。

室内で仕事をしていると忘れてしまいますが、ご来院される方みなさんが汗だくなので、外は大変なことになっていると改めて実感します。

さて、夏の暑さを倍増させるものとして蝉の鳴き声があります。

先日それを聞いた際、この暑いのに頑張るなぁと思うと同時に「彼らは自分でうるさいと思わないのだろうか」とふと疑問がわいてきました。

気になって調べてみると、蝉はおなかの部分に耳を持ち、仲間の鳴き声を聞き分ける聴覚はある、とのことでした。(つまり、鳴き声は聞こえているということですね)

人間が聞くボリュームで音を感じているのかは不明ですが、もう慣れてしまって「うるさいなー」とは思っていないのかもしれませんね。

わたしたち歯科医療従事者が、患者さんが嫌がるドリルの「キーーン」という音に慣れてしまっているのと同じかなとちょっと思いました。

さて、前述のお話の追記ですが、かの有名なファーブルも、蝉に聴覚はあるのか実験したことがあるそうです。

蝉の鳴き声が、人間目線だと「うるさい」と感じられるというのは、100年以上前から変わっていないのですね。