ラバーダムの勉強会に参加しました
先日、福岡でご開業されている辻本真規先生のラバーダムの勉強会に参加してきました。
とても人気のある講習会で、キャンセル待ちをしてようやく参加することができました。
当院では普段から、根管治療の際にラバーダム防湿を行うことを基本としています。
私自身、ラバーダムを臨床で使い始めて今年で8年目になりますが、もっと精度を高めたい、より快適で確実な治療を提供したいという思いから参加を決めました。
実際に講習を受けてみると、
「できていると思っていたことでも、まだ改善できる」
「ちょっとした工夫で、治療の質がさらに上がる」
という気づきの連続で、とても実りの多い時間となりました。
“基本”をもう一度見つめ直すことの大切さを改めて感じています。
ラバーダムとは?
「ラバーダム」とは、治療する歯のまわりを薄いゴムのシートで覆い、唾液や細菌が入らないように隔離する方法のことです。
これにより、治療中の感染を防ぎ、より清潔で精密な治療環境を保つことができます。
根管治療では特にこの清潔さが治療の成功に直結しますし、修復治療(むし歯の詰め物など)でも、接着の精度を高めるために欠かせない工程です。
――講習会の帰り道で――
今回の講習会は、神谷町の研修センターで開催されました。
せっかく都心まで出たので、帰りに虎ノ門ヒルズにも少し立ち寄ってみました。
地下二階のフードコートのようなエリアがあまりにおしゃれで、思わずキョロキョロ。
たまにこうして都会の空気に触れると、とても良い刺激になります。
一緒に講習会に参加した友人と、見た目もかわいいおしゃれなソフトクリームを食べながら、
「やっぱり学ぶって楽しいね」と話した時間も印象的でした。
ラバーダムの勉強もできて、虎ノ門ヒルズも少し堪能できた、
そんな心もお腹も満たされた一日となりました。

今回の学びを日々の診療に活かしながら、
これからも一つひとつの治療を丁寧に積み重ねていきたいと思います。
辻本先生、貴重な学びをありがとうございました。


院長
