鹿せんべいから考えた栄養のバランス
先日、子どもたちと奈良へ行ってきました。
奈良といえば、やっぱり奈良公園の鹿ですね。
子どもたちが「鹿に餌をあげてみたい!」と言うので、鹿せんべいを買おうとしたのですが、これが意外と人気で、ある程度の時間になると売り切れてしまうようです。
なんとか手に入れて、いざ鹿にあげてみると——
正直、想像では「せんべいを持っているだけで鹿がどんどん寄ってきて大変なことになる」と思っていました。
でも実際はまったく違っていて、すでにたくさんの人からもらっているのか、鹿たちはお腹いっぱいの様子。
こちらから「食べてくれそうな鹿」を探して近づかないと、なかなか食べてもらえないくらいでした。
せっかくなので、息子と一緒に鹿せんべいを少しだけ味見してみたのですが、これが意外と香ばしくて、普通においしくてびっくりしました(衛生上の観点からあまりおすすめはしません)
そんな中で、ふと疑問に思いました。
「こんなに鹿せんべいばかり食べて、栄養は大丈夫なのかな?」と。
気になって調べてみると、鹿せんべいはあくまで“おやつ”のようなもの。
鹿の主食は草で、普段はしっかり自然の中で栄養をとっているそうです。
さらに、鹿は体内でビタミンCを作ることもできるそうです。
でも、人間はそうはいきません。
ビタミンCをはじめ、ミネラルやさまざまな栄養素を、食事からしっかり摂る必要があります。
同時に、最近SNSで見かける
「お菓子ばかり食べているインフルエンサーさん、大丈夫かな?」
と心配していた自分のことも思い出しました。
でもきっと、画面に映っているのはほんの一部。
実際には、糖だけでなく、ミネラルやビタミンもしっかり摂っているのかもしれません。
人間も鹿と同じで、
“それだけ”ではなく、バランスがとても大切です。
糖だけでなく、ビタミンやミネラルといった栄養素がそろってはじめて、
体もお口の中も健康が保たれます。
むし歯も単純に「甘いもの=悪い」というわけではなく、
食べ方や回数、そして日々の食生活全体のバランスが大きく関わっています。
奈良公園での体験から、思いがけず「栄養の大切さ」を改めて考えるきっかけになりました。
当院でも、歯みがきだけでなく“食生活”も含めて、
お子さんのお口の健康をサポートしています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。
院長