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マイクロスコープを用いたダイレクトボンディング|精度を高めるための学び

先日、恵比寿辺見デンタルオフィスの
辺見浩一先生による、
マイクロスコープを用いたダイレクトボンディングのセミナーに参加してきました。

私が日々の診療で大切にしているのは、
できるだけやり直しのない治療、
そして患者さんご自身がセルフケアをしっかり行えていることを前提とした上での医療介入です。

お口の中は、実は細菌が非常に多い、過酷な環境です。
そのような環境の中で治療を行うからこそ、
ただ「詰めて噛めるようにする」だけではなく、
より長持ちすること、精度が高いことがとても重要だと考えています。

患者さんが毎日、時間をかけて丁寧に歯磨きをし、
食生活にも気を配り、
「歯を大切にしよう」と努力してくださっている。
その姿勢があるからこそ、
その気持ちにきちんと応えられる医療を提供したい
という思いを、私は大切にしています。

ダイレクトボンディングは、
いわゆる歯にプラスチックの材料を詰めて、噛めるようにする治療です。
一見するとシンプルな治療に見えるかもしれませんが、
実際には、わずかな形態や適合の差が、
その歯の寿命に大きく影響します。

自分なりに日々勉強を重ね、研鑽を続けていますが、
セミナーに参加すると、
「まだまだ治療の質を高められる」
「もっと良い治療を提供できる」
と感じる場面が多くあります。
そのたびに、明日からの診療をさらに良くしたいというモチベーションが高まります。

今回のセミナーを通して、
マイクロスコープ下での治療において、
どこまで妥協せず、一本の歯と向き合うか
その姿勢を改めて学ばせていただきました。

当院では、一本一本の歯をとても大切に考えています。
一本の歯を大切にすることが、その方のこれからの人生を大切にすることだと考えています。

これからも学びを重ねながら、
患者さんのセルフケアの努力にしっかりと応えられる、
精度の高い、誠実な歯科医療を提供していきたいと思います。

はやいもので今年も終わりですね。
亀有のみなさんの健康を守るため、精進します。
来年もよろしくお願いします。

院長

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